台湾猫コレクション ~ 2018 その1~
台湾は、猫パラダイス。
道を歩けば地域猫が往来を闊歩していること高確率、春でもないのに年中盛りのついたような猫の鳴き声がして寝られない夜は数多。
リードのついた犬よりヒモ付けられた猫の方が多いのではないかと思うくらい、台湾人は猫を愛しているのではないでしょうか?
そろそろ年の瀬ですね。
そこで、ここ1年でワタシが巡り会ったキャットたちを勝手に選りすぐり、独断と偏見で2018年のナンバーワンキャットを決定するという
台湾猫コレクション~2018~を開催したいと思います!
いえ~
カワイイあの子も大喜び
キャット選出方法
2018年に台湾で撮影した総キャット数を抽出。そこから地域別に勝手に選りすぐったキャットたちをご紹介したいと思います!
エントリーキャット
2018年に台湾で撮影した総キャット数194枚!
うち、同一キャットを除いた93キャットの中から地域別に各代表を選出!
これから始まるのは、各地域キャットたちによるしのぎを削り合う熱いバトルです!
※このノリは最後まで続きます
台北編
台北市で撮影した猫…31キャット
さすが台北市、なかなかの猫数を誇ります。
そこで看板猫編と地域猫編に分けてトップ3をご紹介したいと思います!
看板猫編
第3位 猫空 Cafe巷の猫!
え?
どう見ても猫じゃないッスか…。
ソフトクリームの上のところ、緑色の猫がいますね。
台湾へ来た当初、猫空という地名があることを知って激しく高揚し、意気揚々とロープウェーに独り乗り込んでいったワタシの気持ち、分かります?
着いて思いました。
猫、いねーじゃねーか!
しかし猫こそおりませんでしたが、猫空は猫空で名前以外も素晴らしいところでした。
こちら猫空とは、台北市内でも珍しい広大な茶畑を有する一大お茶処なんです。
24時間営業のお茶屋さんがあることでも有名ですね。
また猫空の記事も別に書けたらと思います。
ひとまず分かったことは、
独りで茶藝館へ行くと自分のみぞおちを殴りたいくらい高くつく
ということです。
現場からは以上です。
第2位 碧耳猫 BeerCat の猫!
こちら中山駅に近く、最近オシャレなカフェがニョキニョキと乱立し始める赤峰街にある、クラフトビール専門店です。
店名の通り看板猫がいるカフェバーであり、猫を肴のアテに美味しいクラフトビールが飲めるという素晴らしいお店です。
2匹います。
かわいい。
第1位 Japanese BAR 7th の猫!
写真がない。
1位なのに。
それもそのはず、こちらのキャットは会えたら幸運と言われるほど、滅多にその姿を現してくれないんです。
ワタシも3度目くらいでようやくチラッと顔を出してくれました。
2匹いるらしいんですけどね。
シフト制かな?
酒の写真でも置いておきましょう。
こちらは台湾フルーツを使ったフレッシュフルーツカクテル。
おすすめです。
なぜ、この姿の見えないキャットが1位に選ばれたかと言いますと、看板猫がサビ猫だからです。
ワタシの名前、サビヒゲは以前実家で飼っていたサビ猫が由来なんですね~。
サビ猫だったので「サビ」と名付けられたあの猫、大往生でしたがあの世で恨んでませんかね。
三毛猫に「ミケ」と名付けるくらいの短絡的思考でした。
さぞ本猫は病院で名前を呼ばれる度に不服だったでしょう。
地域猫編
続きまして地域猫編!
カワイイ猫ちゃんをご紹介します~!
第3位 酒が飲めなくて恨めしい顔の猫
かわいいですね。
こちら、以前のブログ迪化街(ディーホアジエ)至近!隠れグルメスポット慈聖宮にも登場。
決して使い回しではありません。
かわいいですね。
第2位 中正記念堂にいた猫!
その凛々しい出で立ち
圧倒的気品
溢れ出る騎士の風格
今回は惜しくも2位でしたが、次回こそ第1位を目指せるだけのポテンシャルを秘めたキャットです。
今後とも現状維持しか出来ないのがかなしいところ。
と、ここまで完全にふざけ倒していますが、実際中正記念堂にあるこちらの国家劇場は実は公演チケットが無くても1階には入れます。
イタリアンやカフェ、ミュージアムショップが併設されているので隠れた観光スポットでもあります。
こーんなオシャレなショップが入っているんですね~
第1位 どっかの公園にいた猫!
どこで撮ったのか覚えていません。
ただ砂があるので公園だろうと推測しました。
なぜ数多いる台北市キャットで彼(彼女?)が選ばれたのか、それは
顔がヤベーからです。
おわり。
基隆・新北市編
基隆・新北市で撮影した猫…49キャット
台北より多いじゃねーか!
と、思ったあなた。
理由はすぐにお分かりになります。
第3位 猴硐の猫!
そうです。新北市は、あの千と千尋の神隠しで一躍有名になった九份や、ランタン祭りで知られる十份など、日本人が大好きな超定番観光地があるんですね~。
その中でも猴硐(ホートン)は、猫の村として台湾のみならず全世界に知られています。
よく見ると駅名の横にも、猫のイラストがあります。
台北からは台鐵で瑞芳まで出て平渓線に乗り換えて1駅です。
猴硐(ホートン)は、小雨程度であれば元気な猫ちゃんたちに20匹ほど出会えます。
いはんや晴れてる日をや。
ちなみに、奴らに野生の本能は欠片もないと言っていいでしょう。
観光客の差し出すちゅ~るに夢中で貪りつく姿は人間を下僕にした古代ファラオの風格すら感じます。
以前、猴硐は「猫のだっこ、餌やり禁止」だったはずなんですが、二度行って二度とも餌をあげる観光客がいました。さすがに抱き上げる人はいませんでしたが、現在の情報のある方教えていただけたらと思います。
第2位 九份の猫!
ワタシは、これに世界一キュートなプランターと名付けました。
完全に猫好きだけをターゲットにしたあざとい戦略。
それにまんまと引っ掛かるワタクシ。
猴硐まで行かずとも、九份にも相当数の猫がいますね。さすが鉱石の元採掘場なだけあり、かつてはネズミ取りが重要な役割を果たしていたのでしょう。
しかし正面のみに対応しているため、頭上からのショットには隙がある。
目、怖いですよ。
第1位 菁桐の猫!
今にも液晶モニターを超えてこちらまで飛び出さんばかりの軽快な足取り。
線路に沿って歩くこの猫は、まるで旅をしているように見えます。
菁桐は、平渓線の終着駅です。
もう列車が走ることはない終着駅より先へ向かおうとする猫は、一体どこまで行くんでしょう。
どこかおしゃまな顔をしているので、きっといつもの歩き慣れた路なんでしょうね。
人間だけが、知らない路。
スゲ~いい感じに締まりましたね。
まとめ
いかがでしたか?
長くなってきたのでこの辺りで、続きましては台北を飛び出して台中、台東、台南、そして阿里山編です!
まだ続くのかって?
まあ台湾猫コレクションと銘打ってしまいましたので台北だけというわけにもイカンざき。
このテンション、まだ続きます。