日々台湾。時々、猫

現在、ワーホリで台湾在住。台湾のこと、グルメ、旅行、猫、日々の雑感など。

ショッピングにアートにグルメ! 華山1914文創園区に行ってみた!


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台湾には古い建造物が多く残っています。

それが先達を敬う心なのかもったいない精神なのかはよく分かりませんが、ともかく日本統治時代からあるような建物もそこかしこに見られるのが台湾。

今回ご紹介する華山1914文創園区もその1つです。



華山1914文創園区とは

かつて、日本統治時代に酒工場だった敷地を新たな形に生まれ変わらせたのがこちらの華山1914文創園区です。



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今では商業&アート&文化発信の地となって、毎回イベントや展示を行っています。

その敷地面積たるやとにかく広大。
ゆうに東京ドームが



…いや、知りませんけど、とにかく広い。

あまりに広すぎて、今なおぞくぞくと新たな店舗が敷地の中に増え続けています。
チラリと覗けばここは運動場かな?

と思うくらいの何もないだだっ広い空間があるだけなんてのもザラ。


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絵になる赤レンガ。
コスプレや結婚式の前撮りなどでも使われますが、この辺りから土地が遊びだす。


飲食店やライブハウスなどが入り始めたのが2009年らしいので、ゆうに10年近く増殖を続けているという魔窟。


完成したら呪われるのかもしれない。

ウィンチェスター城かな?



まじめな概要


その前身は、1914年に創業が始まった「日本芳釀株式會社」という酒工場です。


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通路にはこういった展示も。
日本酒も作っていたんですね~。


1914年というと、なんと宝塚歌劇の第1回公演の年!

宝塚ってすごーい!


 
なので、華山1914文創園区の敷地内はその至るところにかつて工場だった名残が見えます。


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だからと言ってこの辺は修繕した方がいいと思います。

廃墟の風情しかありません。



店舗&施設紹介

とにかく店舗数がたくさんある上に入れ替わりも激しいのでその一部をご紹介します!



イベント


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たいがい何かしらのイベントを開催して、いつも賑わっています。週末なのでこの人手です。
この時は日本東北遊楽日というイベントでした。
日本人の演者、関係者が多く来られてましたよ。


公式サイト。中文注意



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威圧感のある犬。
さすが秋田犬。



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を、眺めるリードの付いた猫。
やっぱり猫にリードが付いてるじゃん!


こちらの記事でリードを付けた猫について言及しています。


しかしマンチカンかわいいですね…。
ちっともこっち向いてくれませんでしたけど。
このマンチカンのために周りには人だかりが出来ていました。
やっぱり台湾人、猫好きですね。





小日子


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台湾雑貨&ドリンクスタンドのお店。
こちらのお店、台湾のオシャレ文学青年淑女で知らぬ者はいない(本当か?)ライフスタイル誌と同じ名前です。

それもそのはず、雑誌の出版社が監修しているショップらしいんです。
そのため台湾らしい雑貨がたくさん。
とてもかわいいし、実用的で質のいいものばかり。
自分へのお土産にぴったり。

ワタシはこちらでドラゴンフルーツ柄のハガキ(50元)を買いました。

本当にドラゴンフルーツの断面しか描いてないエキセントリックな構図でした。

もう実家へ送ってしまい手元にないのですが、受け取った我が家のおばあちゃん(御年86)は、

「サビヒゲちゃん、どこに文字が書いてあるの?」

と言っていました。

年寄りに申し訳ねぇことをした…。


ドラゴンフルーツの種と種の間だよ、おばあちゃん。


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Fujin Tree -land mark-


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こちらはFujinの店名の通り松山空港近くの富錦街に本店があります。
本店は日用雑貨、アクセサリー、アンティーク小物などのセレクトショップですが、こちらはカフェも併設されています。


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センスのいい小物。
特にガラスのコップがかわいい。


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室内ながらも解放感のあるカフェスペース。





小確幸 紅茶牛奶合作社


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ミルクティーの専門店。
軽食メニューもあります。
ミルクティーは1杯50元からで、茶葉の味が濃くなるほど値段が張ります。

近くにテーブルもあるので、歴史的建築物と緑に囲まれながら美味しい紅茶と食事が楽しめます。





未来市


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洗練されたデザインの店内。
雑貨も質がよくセンスのあるものが並びます。
この時は奥でセミナーを開催していました。


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Yグラス。
日本製です。





知音文創 Jean Cultural&Creative Co. , Ltd


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木のおもちゃとオルゴールの専門店。
店じゅうに張り巡らされたレールの上を、おもちゃたちが走り回ります。楽しい。

知育系のおもちゃの体験や、かわいらしい人形たちの展示もあって、大人も子供も楽しめるスポットです。





光點華山電影館


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打って変わってスタイリッシュな建物。
こちらは映画館です。

ショップ&カフェが併設されており、台湾の映画館は本当に洗練されていて1日中いても飽きません。


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オシャレなディスプレイ。

ポスターの左は『千禧曼波(ミレニアム マンボ)』という台湾、フランスの合作映画。
監督は侯孝賢(ホウ・シャオシェン)。

右がウェス・アンダーソン監督『犬ヶ島』です。
これ、本場アメリカ・ドイツでも犬の言葉は日本語で字幕なしだったらしいんですけど前衛的ですよね。
黒澤リスペクトの面白い映画でした。

http://www.spot-hs.org.tw/index.html

公式サイトです。上映作品などはこちらから。
中文注意





Legacy TAIPEI


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こちらはライブハウス。
こんな箱でやれたら音楽やってる人は幸せなんじゃないでしょうか。
よく知りませんけど。


http://www.legacy.com.tw/page/topic

公式サイトです。中文注意





公園


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週末には台湾らしい小さな屋台が並ぶ公園です。
家族連れで賑わっています。
よござんす。





と、このあたりが施設の東側になります。



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西館の方は赤レンガの建物が並ぶ大変フォトジェニックなスポットです。
カフェやアンティーク調のレストラン、雑貨店などが入り、また催事展などが開かれています。


ですが、だいたい土地が遊んでいます。





カラフルな牛


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カラフルな牛です。





カラフルな猫


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カラフルな猫です。
こちらはイタリアンレストランの看板にいました。
このレストラン、オシャレそうな複合施設には大概入ってます。(てきとう)






アクセス


華山1914文創園区へは、MRTを使って行くことをおすすめします。
忠孝新生駅下車、徒歩5分ほどです。
バイパスの下をくぐって行きますので横断歩道がめんどくさいですが、分かりやすくて近いです。
常に観光客がいますので人の流れに身をゆだねていると着きます。





まとめ

今回は1日いられる観光地華山1914文創園区をご紹介しました!
まだまだ紹介しきれていないお店もたくさんあります。
前回行った時はあったのに二度目には無くなっていた店もあります!

クラフトビールとアイスを同時に売っている専門店とかね。
値段は張りましたし、店員さんが死ぬほどビールいれるの下手くそでしたけど、ラムやウィスキーを使ったアイスはとても美味しかったのに…。

なので、ひょっとしたらまた店舗はどんどん移り変わって行くかもしれません。

特にイベントなんて一期一会です。
台湾にはもう何度も来ているという方でも、満足して楽しめるスポットなのではないでしょうか?

台北へお越しの際は、ぜひ 華山1914文創園区へ足を運んでみてはいかがでしょうか?



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