台湾の旧正月を利用してシンガポールへ行く
皆さんこんにちは。
サビヒゲです。
前回の記事で、来たる2月4日からの旧正月に、一体在台日本人は如何様にして過ごすかという内容を書きました。
そしてもうタイトルでネタバレしていますが、シンガポール行きの航空券を勢いに任せて取りました。
台北→シンガポールのフライト
台北からシンガポールは飛行機で約4時間ほどの道のりです。
今回ジェットスター航空を選びました。安かったからです。
それ以外にLCCを選ぶ理由はありません。
お値段は39,800円ほどでした。
とりあえず4日台北発シンガポール着、11日シンガポール発台北着の一週間を予定して、先に航空券を取っておきます。
テーマは貧乏旅行なので、一番安いフライトを選んだら
チャンギ国際空港2深夜01:05着、帰りは早朝7:10発
というなかなか雑魚フライトになりました。
仕方ないです。
初日と最終日は空港で寝ます。
パスポートと財布とスマホだけ腹に挟んでおけばいいでしょう。治安はそこそこいいらしいので、空港で一夜を明かすという点はあまり気になりません。
皆さんはもっと計画的にもっといいフライトで楽しんできてね。
シンガポールは意外と狭い
ワタシの無知のせいかもしれませんが、シンガポールってもっと広くてもっとリゾートで、マーライオンが国土を埋め尽くしているものだとばかり思っていました。
そしたらシンガポールって、東京23区くらいの大きさしかないんですってね。
あ〜そうなの。
そこで一週間、如何様にして過ごすにしても入り用になるのは金です。
シンガポールは物価が高いと聞きました。
フライト取ってから。
そしてシンガポールのアクティビティや観光は、サビヒゲ調べによると大体がユニバーサル・スタジオ・シンガポールや水族館、マリーナベイサンズという金持ちが行くところ、果てはカジノなどハイソサエティの人間が遊ぶ場所しかない。
マリーナなんて聖闘士星矢でしか聞いたことない…。
あと、今年のコナンの映画の舞台らしいです。
先取りして映画の世界に足を運んで来ますね。遠目から見るだけですけど。
ちなみに去年のコナンの映画は日本で2回、台北で1回見てます。
映画は好きなので台北でもよく見に行きます。料金が日本よりもかなり安いですので、中国語がサッパリ分からないくせに中国語字幕でよく分からないフランス映画とかを見たりします。
話が逸れました。
台北の映画館についてはまた今度。
そうです。
つまり何が言いたいかといいますと、シンガポールは日本を代表するアニメーション映画の舞台になるくらいリッチな場所なのです。
ヒェ〜ムリムリムリ〜
ムリぷんぷん〜
救世の地、マレーシアを提案される
どうしようかなと途方に暮れていたところ(普通、航空券を取ってから悩むものではない。)救いの手が差し伸べられました。
ワタシの数少ない友人Yにこの話をしたところ、なんとシンガポール旅行へ一緒に行ってくれることになりました。
サ「シンガポール…」
Y 「航空券取ったよ〜」
くらいのレスポンスの速さ。
お前のフットワークどうなってんの?
ありがとう。
歳はワタシより5つ下ですが、気の置けない友人です。
日本人離れした日本人である彼女の行動力には凄まじいものがあって、ワタシが日本で働いていた当時、彼女と1ヶ月くらい連絡が取れないなと思ったらドイツにいたということがありました。
あと割りとアホなので、トランジットで立ち寄った中東のどこかの空港内で、知らない外国人にクレジットカードを貸したところ複製されるという憂き目にも遭っています。
そんな奴ですが今は日本で一児の母。
こんなんでも母親になれるのに、ワタシは自身のセクシャリティの問題で一生かかってもなることは出来ないので、勢いで台湾人とデキ婚したのは尊敬するところでもあります。
「年齢職業関係なく、何か一つでも尊敬出来るところがあればいい友人関係は続いていく」という持論を持っているので、基本「コイツとは友人でいよう」という奴に対してはまず尊敬するところ探しをします。
そんな偉そうなことをしてるからワタシには友人が少ないんでしょう。
閑話休題。
そして思わぬ旅の同行者をゲットしたワタシですが、今回のシンガポールについてぶつくさと話をしていると、
「ならマレーシアへ行けばいいじゃない」
と、天の声が。
シンガポールからマレーシアは飛行機、または陸路でも国境を越えられます。
陸路で国境を越えるのは初めての経験なので、もちろん今回はバスを選択しました。
交通費も抑えられますしね。
調べたところ、かなりの本数の高速バスがシンガポールから出ているそうです。
国境を越えるだけなら数百円、マレーシアの首都クアラルンプールまで行くならお値段も4,000円〜と、飛行機よりもよほど安いです。
なので今回の旅は、シンガポール・マレーシア一週間のひとり二人旅となりました。
マレーシア、どこへ行くか
せっかく行くならと色々調べてみました。
マレーシア、インドネシア、ブルネイ王国の3カ国に分割統治されている猫の街「クチン」があるボルネオ島や、ダイバー憧れの地シパダン島、街全体が世界遺産に登録されているジョージタウンなど、
調べれば調べれるほどあまりに魅力的でした。
ですが、今回は旅の日数的に離島は不可能と判断しまして、首都クアラルンプールとマレーシア国内にあるもう一つの世界遺産の街、マラッカを目指すことに。
このマラッカという街も、約400年にも渡りオランダやイギリスなどのヨーロッパ列強に支配されてきた歴史があります。
その街並みは、まさに植民地支配の歴史を物語って様々な建築様式の建物が溢れています。
世界遺産の街に泊まれるなんて、いいですよね。
他にもマレーシアはピンク色が鮮やかなモスクがあったりもちろん青い海のビーチもあったりと、とにかく観光地が目白押しでした。
え〜悔しい。
これなら別にシンガポール行かないで、一週間マレーシアでも良かったですね。
マレーシア航空、行方不明になったり撃墜されたりと散々ですが、国際的に評判はいいし乗ってみたい航空会社ではあります。
貧乏旅行…?
お金はありません。
海外行っといて何を抜かしておると自分でも思いますし、再三言うと煙たがられますが、今回は節約して旅行しようと友人Yと話し合いました。
そしてホテルを探していたところ、また奴から興奮しきったようなラインが届く。
「マレーシアって、世界で一番安くリッツカールトンに泊まれるらしいよ!」
リッツカールトンに泊まることになりました。
しかもクラブラウンジ付きのプランです。
お値段や旅全体のプランやかかった費用などは、今回のシンガポール・マレーシア一週間の旅が無事終わり次第またご報告します。