旧正月の迪化街(ディーホアジエ)はまるでアメ横
どうも、今年の台湾の旧正月はシンガポールへ逃亡するサビヒゲです。
台湾の旧正月は軒並み飲食店が閉まると人伝に聞いたワタシは恐れ慄き、国外脱出に至りました。
ですが旧暦の大晦日に当たる2月4日や、元日の5日などはハロウィンの渋谷のように盛大なお祭り状態になるそうですね。
それはそれで見たかったですが、でもこの大型連休、私はシンガポールへ死にに行きます。
そして、実は別に元旦でなくても、台湾はここ数日ずっとお祭り状態なんです。
旧正月の準備期間とは?
台湾の旧正月については、こちらの記事に虚実織り交ぜて書いております。
ほぼ8割がたウソなので情報収集には全く使えません。
クソ記事やんけ。
今(2019年1月30日)は正しくは旧正月期間ではないんですけれど、台湾は1月19日辺りから旧正月に向けた準備に入ります。
街の至るところに赤い看板が立ち、提灯が灯り、屋台が増えます。
こちらの写真、真夜中の2時に撮影したので人通りが皆無です。実はここは、日本人はみんなだいすき寧夏夜市の旧正月準備期間の光景を撮影したものなんです。
午前2時ってBUMP OF CHICKENくらいしか望遠鏡担いでいないですが、ワタシは仕事の帰りにラーメン食ったあとです。
毎夜毎夜、律儀に撤収していく寧夏夜市の屋台たち。朝には姿かたちもないのでビックリする方もいるかと。ですが、この真っ赤な屋根が立つ今の時期にはその場に駐在します。
写真右手にも屋根が作られ、ここは人が活気付く夕方〜夜になると、市民憩いのカラオケ大会のような様相を呈します。
本当に旧正月に向けての盛り上がりがえげつない。
そう、その年末商戦(?)に意気込む迪化街の活気たるや、年末のアメ横に匹敵します。
ホンマかいな。
いや、ホンマです。
旧正月の迪化街(ディーホアジエ)へ行ってみる
普段は、あの清王朝時代を彷彿とさせるようなレトロな建築が居並ぶ迪化街ですが、この期間はお祭りムード一色。
ただでさえ決して広くない道幅の両脇に、屋台が肩身狭しと並びます。
まるで台湾最大夜市である士林夜市のよう。
しかも、それらすべてがお正月ムード、つまりおめでたい赤色に染められています。
観光客も多いですが、地元の人たちが旧正月に向けて食料を蓄えようとしているのがありありと分かる光景です。
乾物や、日持ちのするお菓子が多い印象ですね。
旧正月の間は家に籠もるからでしょう。
食料を蓄えておるんじゃな。
売ってるの豆ばっかっすけど。
鳩になるつもりか?
お子様垂涎の品、おもちゃの叩き売りなんかもあったり。
いや、言葉よく分からないんでまるでバナナの如く叩き売られてるかは知らないですけど、でもそんな感じで売られてました。
恋愛の神様、月下老人の近くには謎の写真スポットがあったり。
小さいお友達は、こことおもちゃのゾーンに群がっていました。あとお菓子の袋詰め。
このお菓子の袋詰めですが、至るところにありました。
台湾的高級菓子とか書いてありましたが、中身は定かではありません。
どんな屋台があるの?
やはり迪化街、豆類等乾物が多い印象です。
というか豆ばっかり。
どうしよう年明けたら台湾人がみんな鳩になってたら…。
ですがちゃんと、観光客でもその場で食べられるようなお肉焼いたやつとかもありました。
ワタシは粉もん大好きマンなのでドーナツ食ってました。はい。
お土産ものなんかも売られていたり、中華圏のお正月!って感じのこうした赤い色の飾りなども多くあります。
こういった屋台が、ゆうに800メートルから1キロくらいずらーっと並んでおりまして、平日休日問わず人で溢れかえります。
ちなみにワタシは、なんかゴマとかよく分からん穀物をすり潰して混ぜた健康食品みたいなのを買いました。
600グラムで300元。
これを毎朝飲むことで不健康習慣を改善しようという目論見ですが、今のところ減る様子がありません。
一番は酒飲んでラーメン食うことを止めることですね。
それが出来たら苦労はしないんですよ。
買ったものはあともうひとつ。
台湾産ワイン。
ダメじゃん。
安かったので…。
こちら2本で400元。
ホンマにワインですか?ブドウジュースにエタノール入れただけじゃない?
でも味はちゃんとワインでした。甘くないと書いてあるのにかなり甘いです。
これで甘口だったらどうなってんだ…。
アイスワインのレベルに至るのでは?
コンビニとかでも見掛ける機会のある、比較的安価なワインです。
台湾のワインといえば台中の樹生酒荘が有名ですが、こちらも全然飲めます。
問題は、一人暮らしの家に赤ワインが2本もあることですね。
まぁ旧正月前に飲み切ります。